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銀色の鐘 [news ...& comments]

ようやく、女子フィギュアスケート フリーをTV画面で観ました。
結果は知っていましたし、Twitterをみて、ジャッジに関する異論が出ていることも知っていました。

実は、鈴木選手の演技はランチタイム中に、そして、安藤選手/キムヨナ選手/浅田選手は、移動中だったので、ちょろちょろワンセグチェックしていました。
ですので、キムヨナ選手が、パーフェクトに滑り、とんでもない高得点が出ていたことも、浅田選手にミスがあったことも知っていました。

でも。
テレビの画面で観てみて、私が好きなのは、浅田選手の”鐘”です。
キムヨナ選手は、オリンピックという舞台で、パーフェクト(なんですよね?)に滑りきったということは、ものスゴイことだと思います。
順位についても、異論はありません(得点差には??? ホームの力?って思ったし、どこかでみかけた下馬評どおりのメダリストだった...)。
でも、それでも、私は浅田真央選手の鐘の方が感動します。音も、他の選手が飛ばない(飛べない?)トリプルアクセルを、調子が悪かった今シーズンに、そして、重圧が大きいであろうオリンピックで飛び、3本も決めたことも。伝わってくるものが大きいと私には感じられるのです。

伊藤みどり選手がオリンピックの舞台で初めてトリプルアクセルを決めたあの瞬間、叫んで、涙した、あのトリプルアクセルを、”真央ちゃん”はオリンピックで3つもトライして、全て決めたのですから。
そして、おもく響き渡るあのメロディーを、しっかりと伝える、そんな滑りだったと思うのです。
技術的なことはよくわかりません。しかし、ゴーっと迫ってくる感動が、あの音に負けずに表現されていた、そんな滑りなんじゃないかと思うのです。
それでいて、なんだか、このオリンピックでの浅田選手が、最近の中では一番、”真央ちゃん”という感じで、かわいかった、そう感じます。

元々、私は攻めるタイプの選手が好きです。サッカーもそう。私自身(単なる”草テニス”なので、比べるなってところだとは思いますが)、子供の頃から大学までやっていたテニスでは、サービスエース/リターンエースと、エースを狙いたいタイプでした。周囲には、もっと確実にいくよう言われましたが、エースを決めたときのあの気持ちのよさったら、ヤミツキですよ。サービスとバックハンドのエースが決まったときが最高の気分でした。両手打ちが主流になるよりも前の子供の頃から、シングルでバックを打っていたので、シングルで通し続けました。大学の頃は、女の子でシングルのバックは滅多にいなかったので、それでエースが決まると、たった1ショットで目立ってました。
話がそれましたが、ということで、きちきち決めて行く(言葉は悪いけど守りに入るというか)タイプよりは、攻めてく選手が好きなのです。

次のオリンピックまではまた4年あるけれど、今シーズンはまだ終わっていません。浅田選手の選手としての道もまだまだ先があるでしょう。
今日は、銀色の素晴らしい鐘。次は金色の素晴らしい鐘かもしれない。
浅田選手は、もっともっと強く大きな選手になって、”やってくれる”に違いないと信じて疑いません。

あっ。最後になってしまったけれど、ランチタイムに観た鈴木選手のウエストサイド、携帯の小さな画面なのに、すごく引き込まれて、終わった後の鈴木選手の表情をみて、ちょっぴり涙しちゃいました。
会社じゃなかった、大泣きだったかも。

バンクーバーフィギュアスケートの競技は終わったけれども、エキシビションがあります。
日曜日の朝だし、ゆっくり寝ていないで、テレビ東京を観ます。
2/28 9:00- テレビ東京系にて生中継です[るんるん]
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